マレーシアで中秋節を楽しもう！月餅（ムーンケーキ）って何？

多民族国家マレーシアでは一年を通して様々な行事やイベントがあります。

今回は、中華系マレーシア人たちの間でお祝いされる『中秋節（ちゅうしゅうせつ）』についてシェアします！

中秋節とは

旧暦の8月15日にあたる日に行なわれます。
この日には月にお供物をし、家族で月を鑑賞する、というのが中秋節の慣習といわれています。

この慣習は中国が起源とされており、マレーシアだけでなく台湾や韓国などでも同様に祝われている文化です。

日本で十五夜といえばお供えするのはススキや秋の七草、お月見団子ですが、中秋節でお供えされるのは『月餅（げっぺい）』。マレーシアでは『ムーンケーキ』と呼ばれることも多いですね。

月餅とは、餡を皮で包んだ焼き菓子のことを言います。中秋節が近く頃になるとマレーシアでは、親しい友人やお世話になった方などに月餅を贈る習慣も見られますよ♪

この慣習は『中秋節（ちゅうしゅうせつ）』と呼ばれるほか、『Mid-Autum Festival』『Moon Cake Fastival』『Lantern Festival』などと呼ばれることもあります！

月餅

100年を超える老舗名店の伝統月餅

こちらのお店はなんと創業100年を越える老舗のチャイニーズレストランです！

ホッケンミーがとても美味しく有名ですが、そのホッケンミーに負けないくらい超有名なのがこのお店の月餅！

多い人だと一度に何十箱も買って行くぐらい人気があります。
現在はコロナの影響で例年より購入数が減っているようですが、普段なら予約しないと買うことができないくらい入手困難な月餅なのです。

通常、餡を皮で包んで焼いたお菓子を『月餅』と呼ぶのですが、こちらの月餅は少し違います。

ナント…

揚げてあるんです！

揚げてあるので外はパイのようにサクッと、それでいて中はしっとり（ねっとり）していてそれがまたなんとも癖になる味わい。
レストランで一つ一つで作りされているので、素朴で優しい味がします。

そして一箱34マレーシアリンギット（900円）/ 2個入り　とは、他の月餅に比べると少しお高めです！
中の餡は甘いですが、中心に入っている卵に塩気が効いているのでそれがまたアクセントになり、お茶とよく合います♪

【Setapak Teochew Restaurant】